出会い系アプリの業者・サクラの最新手口
出会い系サイトにおいて、悩ましいのが業者・サクラの存在です。
そして近年は業者・サクラ手口もどんどん巧妙になっており、今までと同じ考え方ではうまく対処できないものも現れるようになってきました。
そこで、今回は巧妙化する業者の手口とそれらをうまく見極めるためのポイントを紹介していきます。
ある程度メールを交わした後にLINEに誘導してくる
今までの業者やサクラの見分け方は実にシンプルでした。
「明らかな美女画像」の人が「すぐに」LINEに誘ってくる、ことが多くありました。
これだけあからさまであればあまり引っかかる人はいません。
しかし、最新の手口ではそうではありません。
ちょっと普通にいそうな「中の上の顔の女性」が「アプリ内でのメールを5~6通交換した後」にLINEに誘ってきます。
こうなるとかなり見分けるのは困難だと言わざるを得ません。
また「LINEが迷惑であれば、このままでも」という姿勢で誘ってくることが多いため、実際素人なのかサクラなのか判断が難しいのです。
微妙な線を狙ってきますね。
LINEに誘われたタイミングで見分ける方法
そういう業者・サクラ相手になかなか対策が難しいところですが、見分ける方法はあります。
それを今からをご紹介します。
まず特徴を知ることです。
特徴は以下の2つです。
・LINE交換した直後に相手がアプリを退会していないか(していれば高確率でサクラです)
・女性から積極的に質問等のアプローチをしてくる
LINEを数通行った後、メールへの誘導をしてくる
LINEで数日間ラリーを行った後にメールに誘導されます。
これが本当の狙いです。
多くの場合、具体的なデートの話等もし始めたあたりで相手は以下のような会話をしてきます。
LINEの調子が悪いからメールで連絡を取れないですか?
「携帯のアドレスはxxxxxxxxxx@i.softbank.jp、迷惑メール設定していて届かないから、ダメだったらxxxxxxxx@yahoo.co.jpに連絡してください。」
以上のように、携帯のアドレスを出して、信用度を上げようとしてきます。
このあたりで安易に信頼してしまう人も多いです。
しかし、実際携帯のメールアドレスは架空のアドレスであるので届かず、結局、フリーメールのアドレスとやり取りを始めてしまうことになります。
LINEを始めた序盤で「ごめん、最近LINEの調子が悪くて」という伏線を張ってくるパターンが多いので、メールへの誘導は自然な流れでです。
LINEが
メールに誘われたタイミングで見分ける方法
メールに誘われたタイミングで見分けるには以下の点に注意します。
・携帯のメールを教えてこない、もしくは送信できない
・「LINEが調子が悪い」というタイミングが不自然ではないか
LINEの証拠を消しに来る
さてうまくメールに誘導できた業者・サクラにとっては最終局面です。
メールでのやり取りを5通弱行ったところで、再び動きがあります。
LINEの証拠を消しに来ます。
「本当にLINEが使えないから、詳しい友達に聞きながらLINEをインストールしなおした。このURLで私を追加してください。」
とURLを送ってきます。
しかし、URLをクリックしても「友達は見つかりません」と表示されます。
見つからないと伝えると、以下のような発言をしてきます。
「友達に確認したら、私の前のアカウントが追加されていると見つからないみたい。一旦私の昔のアカウントとトーク履歴を削除してやり直してください。」
このようにしてLINEの履歴を削除させます。
LINEという選択肢を削るだけでなく、後々の証拠が残らないようにトーク内容を消させてきます。
LINEの証拠を消しにきた時の見分け方
注意点は以下のとおりです。
・新しいアカウントが見つからない
・トーク履歴を削除してほしいと言ってくる
でももうこの時点なら何かおかしいな?と思っているのではないでしょうか。
ブログへの誘導(ゴール)
最終的に「LINEもダメだったし、ブログで会話をしよう」という流れになります。
ブログへの登録を求められます。
ブログで会話ってなんだよ?と疑問に思ってください。ここに登録してしまったら、サクラ・業者の思うツボです。
後ほど高額な請求をされる可能性があります。
LINEをしている時に以下のような発言をしてきており、ブログへの抵抗感を取り除きに来ているため注意が必要です。
「私のことよく知ってほしいからブログのURL載せとくね〜zzzzz.com」
このブログ自体は登録等も不要で読むことができるため「この人はブログをやっているんだな」と刷り込ませるための巧妙な手口です。
どんなに自然な流れでも、ブログへの登録は絶対に行ってはいけません。
以上、最新の業者・サクラの手口をご紹介しました。
ご参考となれば幸いです。皆様によき出会いを。